11,柴胡桂枝乾姜湯 12,柴胡加竜骨牡蛎湯 14,半夏瀉心湯
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今回も見出しの3方剤について取り上げたいと思います。
前回からの続きで柴胡剤2剤と過敏性腸症候群にも使われる半夏瀉心湯です。
[目次]
11,柴胡桂枝乾姜湯
[配合成分]
柴胡 桂枝 乾姜 栝楼根 黄芩 牡蛎 炙甘草
[効能]
風邪
水分を補う作用があるので、おしっこが出にくかったり肺に熱がたまり咳が出るなどの症状に効果がある。
肝炎
柴胡 黄芩で肝臓の炎症を納め、桂枝、乾姜、炙甘草で胃腸のを温め機能を回復する。
胃炎
肝臓が炎症を起すことにより、胃への抑止力が働くので胃腸の機能が弱ってきます。ストレスなどによる食欲不振などに効果的です。
柴胡により肝気の滞りを治し、桂枝による陽通作用、牡蛎の安神作用により不眠、動悸、イライラなどに効果があり。
12,柴胡加竜骨牡蛎湯
[配合成分]
柴胡 竜骨 黄芩 生姜 人参 桂枝 茯苓 半夏 牡蛎 大棗
[効能]
精神不安
鬱症状、精神不安、イライラ、動悸などに効果的
14,半夏瀉心湯
[配合成分]
半夏 黄芩 乾姜 人参 炙甘草 黄連 大棗
[効能]
胃腸疾患
黄蓮 黄芩による止瀉作用により急性の下痢に効果的。過敏性腸症候群などに使われる。
今回は以上の3剤について書かせてもらいました。
服用に当たっては専門家にご相談ください。