その一歩が道となる

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家庭菜園について

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今回は家庭菜園について書かせてもらいます。

 

私は10年ほど前に今の家に引っ越ししてきたのですが、もともと畑だった土地に家を建てたので敷地の一角が今も畑のままにしてあります。

 

そこで引っ越しと同時に家庭菜園を始めました。

 

最初の頃は自分の家で野菜が作れてそれが毎日の食卓で食べれるというロハスな生き方に魅力を感じて始めたわけですが、実際にやってみるとそんなにあまい物ではなかったのです。

 

 

そこで、今回はこれから家庭菜園を始められる方への注意点などを踏まえてお伝えできればと思います。

 [目次]

 

1,土作り

 

もともと畑ではあった土地ですが、家を建てるときに排水の勾配をつけるために今の畑部分の土を家側に持って行った分土が足りなくなるということで外構業者に他の土地から土を入れてもらったのですが、これが後からひどいことになりました。

 

その結果は後から書きたいのですが、その土がおそらく何年も使われていない様な畑土だったみたいでとても野菜を作れるような状態ではありませんでした。

 

ですので、1年目は野菜を作る以前に土作りをする必要がありました。

 

スコップで少し掘ると大きな石だの瀬戸物の破片だのが結構出てきたのでそれを取り除き、水分の少ない枯れ枯れの状態の土に苦土石灰と鶏糞を混ぜ込み、ひたすら耕していきました。

 

土作は耕せば耕すほど良いと言われるように、スコップと鍬を使えば使うほど良い土になっていったように思います。

 

2,初めての野菜

 

引っ越ししたのが2月だったのですがその時期に最初に植えたのがバレイショでした。

バレイショは種芋を買ってきて植えるだけでほぼ発芽するみたいで初栽培としては良いかと思って😊

 

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バレイショ

今見るとかなり栄養のなさそうな土ですね。それでも立派に生えてくるので野菜の生命力を感じます。

 

もう一つ植えたのが小松菜です。こちらも割と世話しなくても良いみたいで簡単に作れました。

 

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小松菜

こちらも今見ると可哀想なぐらい栄養価の少ない感じですね。

でも、その当時は意外に簡単に野菜って作れるんじゃん!って思っていました。

 

3,夏野菜に挑戦

 

そしていよいよ家庭菜園の最も人気のある夏野菜に挑戦です。

夏野菜の四天王と言われるトマト、ナス、キュウリ、ピーマンを植えました。

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トマト

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ナス

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キュウリ

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ピーマン

 

こちらも初年度としてはまずまずの収穫が得れました。もちろん、栽培方法は今と比べると我流もいいところですが、たまたま良い苗屋さんが近くにあったので苗が良かったのだと思います。

 

野菜を育てるに当たっては苗選びは大変重要だと思います。やはりホームセンターで購入する苗よりも、専門の苗屋さんで購入する方が丈夫さ、出来る果実の味など全然違うと思いますので、良い苗屋さんに出会えるかはとても重要だと思います。

 

4,冬野菜に挑戦

 

冬野菜と言えばやはり大根ではないでしょうか?

 

いや白菜もあるのですが、白菜は難易度が高く初年度は大根とかぶだけを作った様な気がします。

 

冬野菜のポイントは間引きが重要ですね。

 

種から植える野菜が中心ですのでどうしても沢山の苗が生えてきてしまいます。

 

そこでどれだけ思い切って間引き出来るかが後々の収穫に大きく影響してきます。

 

初年度はそれがよく分からなかったのでどうしても小ぶりの物しか出来ませんでしたが、それでも大根に関してはなかなか立派な物が採れました。

 

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大根
4,雑草との戦い

 

そんなわけで1年目の畑は大きな失敗もなく意外に収穫も出来、なんだ畑って意外と簡単なんだと高をくくっていたのですが、問題は2年目からでした。

いよいよ雑草がその勢いを増してきたのです。最初にも書きましたが他の土地から来た土だったのでそれまでになかった草が大量に生えてきてしまったのです。それからの10年間というものほぼ雑草のとの戦いでした。雑草は季節ごとに違う種類の物が生えます。冬を越して春には主にマメ科の草が生えます。そして夏になるとイネ科の草が大勢力で襲ってきます。

 

下手をすると腰ぐらいの高さまでの草が生えたりすることがあります。

 

そこまで伸ばす自分も悪いのですが、言い訳になりますが土日ぐらいしか休日がない自分としては毎日草を抜くことができません。

 

隣近所の畑をみると本当に草一本生えていない畑があります。そこの人に話を聞くと草は見た瞬間に抜かないとダメだと言われます。本当にその通りだと思います。自分の様に出勤前に「草が生えだしたなあ」と横目に見ながら出勤していてはもう取り返しのつかない事になります。

 

分かっていてもやれない、自分の甘さですがそんなこんなでいつも夏になると草ぼうぼうになります。そこで自分が愛用しているのがガソリン式草刈り機です。

 

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草刈り機

うちの実家からもらったのですが元々田んぼのあぜ道の草などを刈ることに使われていた物なのでとにかくパワーがあります。混合ガソリンはホームセンターで売っているので手軽に買えて大変重宝します。

 

自分は夏野菜の収穫が終わった8月頃にガソリン式草刈り機で畑全体の草を一気に刈ります。

 

そして短く草を刈った状態でスコップを使って草ごと掘り起こします。

 

草もろとも耕す感じですかね・・・・。

 

きちんと畑を管理されてる方からしたらかなり邪道かとは思いますが、そのやり方で10年近くやってきて野菜も収穫できているので今はこのやり方で良いのかなと💦

 

野菜以上に草の生命力はすごい物があります。

 

5,野菜づくりも子育てと同じ

 

最後に野菜作りは子育てと同じと良く話を聞きます。世話をすればするほど、愛情をかければかけるほど野菜は立派に大きく育つと言われます。その通りだと思います。その点、私の場合は子育ても野菜作りもまだまだだと思います。

 

ただやはり愛情をもって育てると言うことは頭でどうのこうの考えるよりも自然と湧いてくる物だと思います。

 

例えば植え付けた夏野菜の苗が風に吹かれてびゅんびゅん横倒しになっていたら「早く支えを作ってやらないと」とか「風よけを作ってやらないと」と言った気持ちになります。

 

バレイショの苗が大きくなってきて寒むそうにしていたら「土を掛けてやらないと」と言う気持ちになります。

 

そういう野菜達の声に耳を傾けることは子供の気持ちに耳を傾けるのと似ている気がします。

 

自分はまだまだどちらにも耳を傾けられていませんが、今年もいよいよ畑の季節がスタートしました。

 

昨年よりは今年がより野菜の気持ちをくみ取れるようにやっていけたらと思っています。

 

長文になりましたが最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m